道明ブログ３７９です。

どうも道ブロです。お元気でしょう？今日は大晦日、２０２３年も終わりですね。振り返りでなんですが、、今年も私の大好きな作家がお亡くなりになりました。寺沢武一先生です。寺沢先生の《コブラ》は私が小学生の時少年ジャンプで連載が始まった不朽の大名作です。当時の少年漫画の中では特異な作風で、シンプルな絵の多い中、造形世界観がめちゃくちゃ深く、キャラも大人っぽくてシブイ！！（鍛えぬかれた肉体造形美に葉巻一本咥えて左手にサイコガン銃、チャーミングな丸いお鼻・なんて、、未だに、、いやこれからもコレを超えるキャラデザインは存在しないのではないでしょうか？勝手な話ですが、アベンジャーズに日本のヒーローを加えるのならコブラじゃなきゃ許しません。日本の役者じゃダメ、キアヌを金髪にして採用してください。もしくは全ＣＧで若い時のジャンギャバン）ストーリーも通りすがり一辺等のテンプレート型ではなく、底意地悪い大量の敵を爽快に倒したり、部の悪い状況でもソレを利用して鋭い機転で切り抜けたり、可哀そうな敵を仕方なく哀愁たっぷりにさりげなく倒したり、別れはいつも粋でイナセで切ない！！、ニヒルでどんな危険な時でもシャレたジョークを口唇に絶やさない、権力者に強く美女に弱い、、スーパーハードボイルドダンディズム！！！舞台も宇宙空間にとどまらず、海や砂漠や冬山やカジノにスタジアム、、なんて贅沢な、、まるで上品のハリウッド映画のよう！！！紙の上から宇宙の大海原のロマンというには熱すぎる場所に連れていってくれた最高の大英雄譚です。後に宇宙海賊コブラとして、これまた大フアンの出崎杉野先生たちにかっちょいい絵とシビレル演出のアニメ化をして頂き、またまた大フアンの野沢那智さんや榊原良子さん、小林清志さんたちの聞けば泣けてくる超名人声優様方に声を吹き込んで下さって、高校受験そっちのけで、将来どうなってもいい、オレはコブラに男という名の物語を学んでいるのだ！！という気持ちで噛りついて見ていました。後に漫画界に足を突っ込まざるを得ない状況に引き込まれるわけですね。コブラから教えられ刻まれた事は数多く、名シーンだらけなのですが、、私が一番好きなセリフは「何をそんなに脅えている？死ぬのはたった一度だぜ？」です。このセリフをいつも胸に噛みしめて生きております。最高のシーンは、「ボーイ知らないのか？サイコガンはその時の気分によってパワーが増すのさ、今日は最高潮なんだ惑星だって砕いてやるぜー！」です。寺沢先生、オレのヒーロー、コブラをありがとう。ご冥福をお祈りいたします。