道明ブログ235です。
どうも道ブロです。お元気でしょうか?ただいま、続ハーメルンの第三幕のまとめにはいるところを描いているところです。皆さまからいろいろなご意見いただいておりましてありがとうございます。作画をしながら、サイザーの表情を描きながらいろいろ考えてしまいます。
魔女の宅急便等の作品で有名な児童文学者の角野英子先生がいっておられましたが、「創作を思い通りに書く事は自由を得られるけど、自由というのは孤独です。」という言葉が胸にしみますが、そんな事だからこそ、
皆さまのハーメルンのキャラへのそれぞれの愛情の深さを強く感じて嬉しく思います。
なんかこっちも涙が出そうなくらいで、それだけで描いてきた甲斐があります。
りんごさんやバラライカさん、読んで下さっている皆さん、ありがとうございますね。ボナンザの相棒さんの「登場人物が弱音や本根や苦しみを喋るところ」いうご意見、とてもありがたいです。前作は少年漫画ゆえに苦しい部分も書いたのですが、あまり引きずると編集さんにダメ出しされてしまいました。ある程度答えを出した分りやすい展開は大事なのですが、自分も年のせいなのか、納得いかない事も多くあり、ハッキリした答えも出ないのですが、答えより、どれだけ真剣に苦しみ向かい合ってる事が大事だなー、なんて最近は思うのです。そうして見える景色はまた違ってよいのではないかなー。なんて考えてしまうのです。ですから、本心は心の底で納得できていない各キャラたちが苦心ののち得たものを書きたくなってやってます。

軽い山登りとエベレストから見える景色は格段に違うのでは?みたいな感じですかね。ちなみにこういう展開は商業誌では嫌われる傾向で描かせてもらえない事が多いので、デジタルならではの実験的意欲作なのです。まーでも、あまり引かれないように遭難しないようにおもしろく魅せられるようにがんばりますね。サイザーが心の底で戦ってさんざん苦しんで得た結論どーなるのでしょうかね。 しかし、トラウマ掘り下げるのきついっスねー。もうひとがんばりがんばります。そしてこんなもの描いてみました。
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